- 1. あなたの歯と体、本当に大丈夫? 〜あっきー先生が深掘りする顎関節症と全身のつながり〜
- 1.1. はじめに:TikTokの「あっきー先生」と、その裏にある真実
- 1.2. 私の原点:ブルドッグと呼ばれた少年時代から腰痛、首のヘルニアまで
- 1.3. 日本の歯科医療の現実と、堀内歯科の挑戦
- 1.4. 還暦を迎える「あっきー先生」の、今後のライフワーク
- 1.5. 衝撃の事実:過去の矯正治療が引き起こした顎関節症
- 1.6. ここ数年、他の矯正歯科で矯正治療をされた方が、当院に相談に来られることが増えています。
- 1.7. なぜ、一般的な歯科では「咬み合わせ」や「顎関節症」が理解されにくいのか?
- 1.8. あっきー先生が考える顎関節症、歯並びの悪くなる原因、そして全身疾患との関連
- 1.9. 咬み合わせ調整って必要ですか?
- 1.10. 人間の歯って年間どれくらい摩耗や咬耗をすると思いますか?
- 1.11. 奥歯の白い歯ってなんでもいいと思いますか?
- 1.12. 顎関節症の本当の原因とは?
- 1.13. ある意味歯科医師に責任を押し付けるような歯の治療の価値に疑問を投げかけるようなコメントがあります。
- 1.14. 保険治療をやらないわけではありません。
- 1.15. 堀内歯科が提供する、他院では受けられない治療とは?
- 1.16. 令和7年現在で一番いい材料はジルコニアだと思っています。
- 1.17. 歯の治療は所詮すべてリペア(修理)でしかない。
- 1.18. 歯ぎしり、食いしばりは可能なら止めたい。というか絶対に止めたい。
あなたの歯と体、本当に大丈夫? 〜あっきー先生が深掘りする顎関節症と全身のつながり〜
はじめに:TikTokの「あっきー先生」と、その裏にある真実
皆さん、こんにちは!TikTokでは「あっきー先生」として、ちょっとお茶目な一面をお見せしていますが、堀内歯科の院長として、日々の診療には真剣なまなざしで取り組んでいます。堀内歯科は昨年、開業から四半世紀を迎えました。私たちはこれからも、より成熟した、精度の高い治療を追求する歯科医院として発展していきます。
私と副院長は、長崎大学の矯正歯科と小児歯科で、研究の傍ら診療を行ってきた、いわゆる「堅物」な歯科医師です。今でも多くの文献に目を通し、学会や研究会、スタディーグループに参加しては、自分の考えに間違いがないか、より発展させてくれる知識はないかと貪欲に学び続けています。知識を探求したいというこの尽きない欲求は、もはや私の性分のようなものです。
さあ、前置きはこのくらいにして、これから皆さんは「あっきー先生」の深〜い沼にご招待します!
私の原点:ブルドッグと呼ばれた少年時代から腰痛、首のヘルニアまで
実は私自身、幼少期はうつぶせ寝で鼻が詰まり、いつも鼻を垂らした小僧でした。冬場はいつも手鼻、袖鼻の状態。専門的に言うと切端咬合で、歯並びの分類では反対咬合という状態でした。同級生からはよく「ブルドッグ」といってからかわれ、それは今でも心の傷として残っています。
小学校4年生の頃、ソフトボールに熱中していた時期に、私の右足は不定期に棒のようになり、原因もわからず左足に重心を乗せて歩くことで違和感をこらしていました。中学・高校で右足の症状は減ったものの、大学入学で姉のお下がりのベッドを使うようになってから、今度は腰がおかしくなってきました。
歯学部に入り、矯正治療に興味を持ったとき、自分の顎がずれていることに気づき、矯正科の先生に相談しました。「自分は下あごがずれていると思うんですが、このずれは治りますか?」と尋ねたところ、「顎がずれているかなんてわからないし、もし分かったとしても治せない」とはっきり言われたのです。その時、大きなショックを受けましたが、同時に「諦めたくない」と強く思いました。
27歳で大学病院の矯正歯科に勤務していた頃、横浜での学会の翌朝、和式トイレから立ち上がった瞬間にギックリ腰になり、そこから10年間、腰痛との戦いが続きました。31歳で大学病院を退局し、34歳で礼子先生(副院長)と一緒に「堀内歯科・矯正小児歯科」を開業。そしてなんと、40歳の時には首のヘルニアにもなってしまったのです。
ここまで来て、私は確信しました。「俺の体の異常は、もしかして咬み合わせが捻じれているからなのでは…?」
日本の歯科医療の現実と、堀内歯科の挑戦
堀内歯科を開業してからも、日本の歯科医療の現実には驚かされることばかりでした。世界一安いと言われる日本の歯科治療費にもかかわらず、「質のいい治療のはず」「治って当然」「歯科医院に行けば私の望みは必ず叶うはず」と思っている患者さんがほとんどです。しかも、保険治療でさえ「ぼったくり」と言われることがいかに多いことか。
当時は「良い治療をしたい」という思いと裏腹に、保険治療では一生懸命やってもすぐに限界があり、うまくいかなければ叱られる。結果、患者さんと私たち歯科スタッフとの間に溝が生じてしまうこともありました。一般的な歯科治療では解決できない事実があり、それを患者さんに説明すると「あそこの歯科はぼったくり」「セレブ歯科」「院長が自分の考えを押し付ける自費治療しかしない」と評価され、評判がガタ落ちしたこともありました。
しかし、その一方で、私を心から信頼し、メンテナンスに通ってくださる患者さんやそのご家族など、「あっきー先生でないとダメ」と言ってくださる方々が、少しずつ、でも確実に増えていきました。
還暦を迎える「あっきー先生」の、今後のライフワーク
2025年の今年、私は還暦を迎えます。人生の中で「やりたいことを徹底的にやりたい」という思いから、より良い治療法の模索や治療機器の購入に徹底的に取り組み、スタッフには「また院長が何か違うこと言い出した」と困った顔をされながらも、新しい時代の到来を予感し、ついてきてくれました。一番の壁であり、一番の理解者でもあったのは、副院長の礼子先生です。
今、私は残りの歯科医師人生をかけて、顎関節症の解明、歯列不正の原因の解明、より良い顎関節症治療の方法、そしてより良い顎関節と体のバランスを考慮した矯正治療を目指し、これらをライフワークとして取り組んでいます。
保険治療のみで十分と思っている方、壊れていてこれからもっと壊れていくことが私からしてはっきりわかる方と「合わないな」と思うことがあります。なので最近は「合わないな」と感じた患者さんは、すぐにお断りするようになりました。治療費のことや、何度説明してもクレームを言われる方は、私の患者さんではありません。歯科医院は数多くあります。そんな中で無理に付き合うことは、お互いにとって得ではありません。私は「堀内先生に治療してほしい」と言っていただける患者さんだけで十分に歯科医師としてやっていけます。だから、それでいいんです。考えが合わない方は、他の歯科医院に行かれても良いと思っています。
衝撃の事実:過去の矯正治療が引き起こした顎関節症
いつもTikTokでもお話していますが、以前私が治療を担当させていただいた20代の女性の患者さんがいました。彼女は口元がかなり出ていて、上下の第一小臼歯を4本抜歯して矯正治療を行い、治療を終えた時には、治療前と同一人物と思えないほど口元が綺麗になっていました。もともとかなりの「口ゴボ」だったわけです。
その方は結婚されて遠方に引っ越されたのですが、ご出産で里帰りされた時に当院にお越しになりました。その時、私にとって衝撃が走る事実が判明したのです。それは**「顎がガクガクする」ということ。いわゆる顎関節症**になっていたのです。その時、「やらかしてしまった」と思いました。幸い、患者さんから何か言われることはありませんでしたが、ものすごく冷や汗をかいたのを覚えています。
それからは、本当に猛勉強でした。
例えば、
ここ数年、他の矯正歯科で矯正治療をされた方が、当院に相談に来られることが増えています。
- 「矯正してもらったけど、口がしっかり閉じれない。主治医に話したがお茶を濁された。最初からそこが気になっていたのに…」
- 「前歯を後ろに下げすぎた感じで唇の感じが嫌なので、うちで続きをしてほしい。」
- 「咬み合わせが違う感じがするので直してほしい。」
といった相談です。しかも、そういう方々に共通しているのが、「前の医院で100万円くらいかかったので、先生のところでは20万円くらいでできますか?」という質問です。
私からすると「いやいや、全体を変えなきゃいけないし、咬み合わせに問題があるなら全体をしっかり、それこそ以前された矯正治療よりもっと精度を高くやらなきゃいけないのに、20万円じゃできませんよ。そもそも、セットアップや他の器具の料金だけでそれ以上するのに…」と思います。
だから、こういう患者さんには、「前の先生のところに行ってしっかり相談してみなさい」と説明します。「それでもダメならあっきー先生のところに来てくれてもいいけど、前と同じかそれ以上に費用はかかるよ」と説明しています。
なぜ、一般的な歯科では「咬み合わせ」や「顎関節症」が理解されにくいのか?
そもそも、矯正医は歯を動かすことを一番研修を受けた先生です。大学病院などで研修しています。それ以外は、矯正歯科でそこの矯正医から教えてもらって矯正を学んだ先生だったりします。逆を言うと、咬み合わせのことは勉強していませんし、顎関節症のことは勉強していても治療できません。
また、現在の顎関節症に対する考え方がそもそも出発点が間違っているため、治療自体が間違っていることが多いのです。
では、一般歯科の先生なら知っているかというと、ここについても**「No」です。一般歯科の先生で保険診療中心なら、そもそも咬み合わせ治療というもの自体ができません**。普段からそういう治療を手掛けていなければ、そもそもできるはずがありませんよね。保険治療で咬み合わせ治療などという項目はありませんので。
ですから、一般歯科の先生は歯並びのことはわかりませんし、顎関節症のこともわかりませんし、咬み合わせのことはわからない、と思われた方がいいでしょう。
あっきー先生が考える顎関節症、歯並びの悪くなる原因、そして全身疾患との関連
歯科医院を受診される皆さんは、まず、このようなバックグラウンドがあるということをよく理解していただく必要があります。
ということで、ここから「あっきー先生」が考える顎関節症のこと、歯並びが悪くなる原因、そして認知症や脳梗塞、高血圧、心筋梗塞など、全身疾患との関連について詳しく説明していきます。
咬み合わせ調整って必要ですか?
いきなり、括りが違いそうな話題になりますが、みなさん、歯医者さんでかぶせ歯や詰め歯の治療をする時って、歯を付けた時に「高くないですか?」とか「違和感ないですか?」「大きい感じしないですか?」って言われたことありますよね?
あれって必要ですかね?
あっきー先生も歯学部の学生の時、当然のごとく調整するものということで教わってきました。
一般開業医に1年勤めましたが、そこでも当然のこととして受け入れていました。そして調整もしていました。
でも開業してから技工士さんが作ってきている歯をチェックしている時に「ある時違和感」を感じたんです。
技工士さんは、作製を依頼された歯を作る際に、その方の他の歯を見回して「周りの歯がこれくらい摩耗とか咬耗して丸くなっていたりとんがりがなくなっているなら、それに合わせて依頼を受けた歯を作製している」ということ。
そして、その周りの歯に合わせてとんがりを小さくしたり、丸く作ったりしている歯でさえも患者さんの根っこの部分(支台歯)に嵌めてみると「高い感じがするんですけど、、、」と言われてどんどん調整していくと技工士さんの努力の結晶もむなしく、無残なつるっつるの形になって患者さんは「違和感なくなりました」と言われます。
ですが、あっきー先生®は、知っていたんです。顎関節症の患者さんは、「高いから削ってほしいです」とよく言われるということ。
そしてそういう患者さんほど高いといわれる歯を削るとほぼ間違いなく顎関節症の症状が悪化するという事実です。
実は、人間は、口を閉じるための筋肉の束が700あるのに対して開くための筋肉の束が50しかありません。要するに低いほうに慣れやすいということなわけです。
なので「高くないですか」という調整になってしまっているということ。
ですが、ここで患者さんの感覚を信じてかぶせ歯や詰め歯を調整すると顎関節症が進む方向になってしまっているわけです。そして同時にどんどん老化が進む方向へといざなってしまっているということなわけです。
この老化のメカニズムについては、またおいおい説明しましょうね。
人間の歯って年間どれくらい摩耗や咬耗をすると思いますか?
みなさんの歯ってですね。人により硬さの差はありますよ。
平均すると歯ぎしりや噛みしめをしない方でも年間約50ミクロン削れているそうです。これはミリ単位に直すと0.05ミリです。
ということは10年で0.5ミリになります。
6歳臼歯が一番最初に生えてくる永久歯ですが、16歳で0.5ミリ上下で1ミリへずれているわけです。
それも均等にではなく山とか峰の部分がね。当然のことながらプラスチック製の大根おろしのように10年使い込んだら切れなくなっています。
でも、16歳のみなさん、生えたての頃に比べたら「咬みにくくなった」って感じている方いますかね?
大根おろしは、10年使ったら、そりゃ物持ちいいご家庭ですが、歯は普通に何十年も研ぐということ行為もせずに使い続けている。
これは、おそらく河原にある丸くなった石で一生懸命何かを切っている行為とほぼ同じかもしれないんですよね。
もう一つ、咬みにくくなったという事実に気づかないけど、からあげは普通に食べている。
ということは、アゴの筋肉は、年々鍛えられているということです。
なので、年齢とともにほっそりしていたアゴまわりがごつい感じになってくるのは、当然といえば当然なわけですね。
だって46歳になったおじさん、おばさんのあなたは、10年使い込んだ大根おろしなんか若造と思える40年の歳月使い込んだつるつるの歯を一生懸命使って咬んで、食いしばって身体を壊すような力が働いているわけですからね。
怖っ!
奥歯の白い歯ってなんでもいいと思いますか?
皆さんは、特に下の奥歯の詰め物やかぶせものは白いのがいいですよね?
保険治療の白い詰め物でされている方もたくさんおられると思います。
あっきー先生のところには、他院で上下の奥歯を銀から全部白に変えてもらった人がアゴが痛いということで来院される方が多いです。
これはどういうことか。
一つ前のコラムをもう一度読んでいただけるといくらかわかるかもしれませんが、人間は、歯ぎしりや食いしばりをしなくても年間約50ミクロン分歯が咬耗してしまいます。
もし、これが歯ぎしりや食いしばりをされる方では、この2倍から10程度咬耗することもあります。
ですから人によっては、年間100ミクロンから500ミクロン咬耗してしまうわけです。
もし、年間200ミクロン咬耗するとしたら、これは0.2ミリということです。
10年で2ミリです。上下で合わせると4ミリです。
これだと顎関節の構造は壊れますよね。
ここに加えて、白い保険の詰めものをされた場合、さらに恐ろしいことが起こります。
保険の白い詰め物は、人間の歯の硬さの約半分程度の硬さしかありません。なので歯の咬耗のスピードのすくなくとも倍のスピードで咬耗するわけです。
これでもし、歯ぎしりをされる方だったとした場合には、アゴの痛みがでることは容易に想像できますよね。
これは、白いかぶせ歯でも同じことが言えます。
なのであっきー先生は、保険治療で自分の身体を壊さないようにみなさんに警告したいと思っているわけです。
安さは善ではありません。やはり物事には、理由があるということですよね。
顎関節症の本当の原因とは?
あっきー先生が考える顎関節症の本当の原因は、姿勢と睡眠だと思っています。
姿勢については、猫背や反り腰、蟹股などすべての不良姿勢がある程度関与していると考えています。
もちろん、関与の程度は様々ですので、これがどれだけ関与しているということを示すことは今のところできません。
ですが、不良姿勢=顎関節症=老化と考えて間違いないと思います。
これに歯の治療の良しあしも加わってきます。
歯の治療というのは、この構造をよく理解した上で治療するか否かということです。
すくなくとも皆さんが保険治療を受けておられる以上、顎関節症が進行してしまうのはある程度いたしかたないものと思ってください。
あっきー先生は、逆を行っています。というか患者さんの顎関節症を治した後、これをいかにしたら良好な状態を維持していけるかということを常に考えています。
そのために、どんなマテリアルがいいのか、どんな工程だとうまくいきやすいのか、タイミング、年齢、姿勢など様々な要因を考えて、よりあっきー先生の患者さんがいい老後を迎えることができるか考えています。
ある意味歯科医師に責任を押し付けるような歯の治療の価値に疑問を投げかけるようなコメントがあります。
TikTokやInstagramなどでどうして「矯正治療はそんなに高いの?」とか、「結局自費治療かよ」とある意味歯科医師に責任を押し付けるような歯の治療の価値に疑問を投げかけるようなコメントがありますが、そういう方は、いくら話をさせていただいても納得いただけません。ですのであっきー先生は、無駄な努力はしません。
あっきー先生の病院を受診される患者さまもいろんな方がいます。あっきー先生のビデオを見て面白そうとかやさしそうとか、あるいは困難な状態の自分の治療でも保険で完璧に治してくれるいい先生とかを想像されて来院される患者さんもおられるでしょう。
あっきー先生は、患者さんの要望に応える治療というより、そもそも歯の壊れるメカニズムみなさんご存じないと思いますので、「こういうことが原因で歯やあなたは壊れていきますよ」と説明しています。ですが、いままで聞いたこととまったく違う話をされて納得されない患者さまもおられれば、「そんな難しい話はいいからとにかく取れた歯を付けてくれ」といわれる患者さまもおられます。そういった患者さまにいくら話をしても無駄ですよね。
喧嘩になるだけです。
なので一通り説明をして、価値を理解していただける方々に対してのみご説明することにしています。ちょっと挑戦的で冷徹な感じもされると思いますが、あっきー先生も最初からこういう風に考えていたわけではありません。
話をする相手の考え方を変えてもらうことほど難しいことはないと思っています。ですのでむしろあっきー先生は、こちらを向いてくれる患者さまに対してだけ徹底的に向き合うという姿勢になっていきました。無理して合わない相手と付き合う必要はないですし、お互いに時間の無駄だとさえ思っているからです。
保険治療をやらないわけではありません。
実際に、レジン充填や根管治療をご希望されて来院される患者さまもおられますし、拒否するわけではありません。
ただし、歯科医師を35年しているあっきー先生は、どういうことが原因で歯が悪くなり、患者さんが壊れていくかというストーリーが手に取るようにわかります。
右を下にして寝ておられるために左上や左下の歯が染みる。食べ物が詰まるからムシ歯ができて、それを白い詰め物で詰めたから3年もしないうちにずくずく歯に拍動痛がでてきて神経治療になる。
神経治療を保険でやると奥歯の成功率はせいぜい約30%なので、治療しながらも、この歯はもう長くは持たないよねと思いながら治療する。そしてコア、メタルコアやレジンコア、ファイバーコアなどありますが、しょせんどれをとっても長く持たないし、2次ムシ歯になってしまう。これがわかっていてお疲れ様でしたといって患者さんを送り出す。
そしてかぶせ歯、保険でできるものといえば、今はCAD/CAMクラウンかメタルクラウンです。
CAD/CAMクラウンは、はっきり言って仮歯とさほど変わりはありません。
顎関節症は進行するし、接着剤がうまくつきにくい素材であるため中にある患者さんの根っこはムシ歯になりやすい、ムシ歯が歯ぐきの中まで進行している時には、周りの骨を含めて歯ぐきの位置を変えるクラウンレングスニングという処置が必要なのに保険治療なので認められていません。そのまま、歯ぐきからの出血や滲出液がでている状態で精度の高くない印象材(歯型とり材)で型を取るためにそもそもクラウンが支台歯である患者さん根っこと合っていない。
でも保険治療というものは、こういうものなわけです。
治療の精度を突き詰めたいと真剣に考えている歯科医師にとってこれほど屈辱的なことはありません。
自分で望まない治療を延々と患者さんの希望だから、国の方針だからとしたがって行うこと。こんなに虚しいことはありません。
われわれ歯科医師はこんな風に思っているんですよ。
堀内歯科が提供する、他院では受けられない治療とは?
あっきー先生は、歯科医師になって35年、矯正医になってからも35年、かみ合わせ医になってからだいたい20年かな。
やたらとこだわってしまう性格のためにニッチなところを攻めてしまっています。
私は、歯科大学で学生のころから使っていた歯科の専門書をことごとく裏切るような治療をしてきたように思います。
教科書なわけですが、おそらく大学で使用していた教科書を鼻から信じていないところがあったのかもしれません。
今でも、定石と言われる治療法をやらなかったりします。例えば、咬合調整。
先日も、さし歯はかぶせ歯、詰め歯の調整を行わないことを書きましたが、調整するという前提で大学で教わりました。
ですが、顎関節症の治療をしているうちに「あれ?」これって調整するほど顎関節症の患者さんが悪くなるなら、「顎関節症であることを自覚していない患者さんはどうなるのかな?」と考えました。
要するに慢性的な変形性関節頭の患者さんである場合、奥歯を患者さんが言われるように調整するともしかしてまた関節頭が変形して落ち着くんじゃないの?と考えました。
そしてアゴが後退していそうな患者さんすべてに聞いてみたわけです。
結果はドンピシャでした。
実は、かぶせ歯をした後は、ほとんどアゴの付け根でミシミシしていたということです。ということは、かぶせ歯の調整を行わないほうが理にかなっているのでは?と考えました。
実際、大開口をして口をとじるとアゴの位置がいいほうに少しリセットされるという論文があります。ということは、すくなくとも調整すると患者さんの生活習慣によって悪いほうに適応してしまったアゴの位置に合わせることになり、結果的に顎関節症が進行し、気道が狭くなり、横向き寝の傾向がさらに強くなり、肩こりが強くなり、首コリが強くなりでいいことは一つもないということになるわけです。
ですので、堀内歯科では、調整をしないことにしています。
患者さんからクレーム入らないの?と思われますよね?まったくありません。
それよりもむしろ、アゴがかくかくならなくなったとか言うことをよく言われます。
そしてさらにアゴがガコガコ言っている患者さんでかぶせ歯を入れるときは、あえて少し高い状態で技工士さんに作ってもらっています。そして患者さんの歯にはめてみます。当然のごとく高いと言われますよ。
ですが、そのままにしています。
かならずと言っていいほど、アゴの状態はよくなります。
ただし、これを他の歯科の先生が同じようにまねしてやったとしてもおそらくはうまくいきません。残念ですが。( ´∀` )
これを行うには、それなりの経験と科学的な根拠に裏図けられた手技が必要というわけです。
令和7年現在で一番いい材料はジルコニアだと思っています。
人間の歯は、歯ぎしりや食いしばりをしていなくても年間50ミクロン咬耗してしまいます。
これは避けられない現実です。
今、世界中の超々お金持ちの間での共通の望みは不老不死ですよね。現在、老化は病気と捉える研究が盛んに世界中の研究によって行われています。
不老については、あっきー先生もどんどん研究が進んでほしいと思っています。ですが、こと歯についていえば、咬耗は避けられないわけです。
神経の治療をした歯は18年くらいで抜歯になりますし。
それなら寝るときだけでもナイトガードを入れて自分の寿命に釣り合うように長持ちさせることも考える必要がありそうですよね。それでも歯は割れてしまったり、ナイトガードを毎晩つけられないよという方もおられます。
すくなくともかぶせ歯をしてしまった歯はどうやって守るのか。
あっきー先生の答えは、ナイトガードとかぶせ歯はジルコニアクラウンです。
ジルコニアクラウンをつくるにしても徹底した精度のもとに作りたい。
形を整えるドリルで形成する際は、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いて形成する。形成の仕方は、あっきー先生はBOPT形成オンリーです。
ジルコニアを使っているからすべてオッケーというわけではなく、あくまでジルコニア素材を使って角のとがった歯をつくり、極力咬耗を防ぎ、長くいい状態の刃として機能させること。
これこそが、次世代の不老につながる治療法であると考えています。
歯の治療は所詮すべてリペア(修理)でしかない。
あっきー先生はそう考えています。というかちゃんと考えてみるとリペアしかありえないですよね。
歯の治療というのは、リペアなわけです。
リペアならば、いい材料でしかもいい製法でやらないと長く持ちませんよね。いつもひきあいに出していますが、あっきー先生は、歯科医歴35年です。
最初の8年ほどは矯正医オンリーでしたので実際、保険診療での歯科医歴は27年ほどになります。
最初は、保険診療をしっかりマスターするところから始まり、保険診療でちゃんと長持ちできる治療を目指していました。
ところがやはり無理があったんですよね。
厚生労働省が言うように保険治療は必要最小限の治療なわけで長期的に安定するものではありませんし、あくまで暫間的なものとして取らえられていたわけです。
なので保険治療の材料でリペアしても、リペアしても壊れてしまう。
あっきー先生は、矯正医ですから矯正治療希望で来院される患者さんには、10代の方もいれば、50代、60代の方もおられます。
当然50代の方は、いくらか壊れていて治療してある歯がある。こういう方で矯正治療していると治療中に歯が取れてしまって再起不能になってしまうことがあります。
そうなるとインプラント治療ということになり、場合によっては、治療計画を最初から見直し、治療計画の立て直しというすごく頭の痛いシチュエーションになったりもします。
もちろん、治療計画の見直しだけで済めばいいですが、いろんな装置を追加することになれば当然のごとく治療費は追加になります。
なかなか納得いきませんよね。
ですので治療前の時点でそれぞれの歯の耐久性が大丈夫かということを徹底的に考察し、吟味しておいてあらゆる可能性を考慮して矯正治療を開始する必要があります。
ですが、よくよく考えていただきたいことは、なぜ50代の方の歯がそういう状態になっていたのかということです。
結論から言いますとやはり歯列不正、歯ならびが悪いことで一部の歯に強い力が加わることで歯が壊れていったわけです。
となると、若いうちに矯正治療することの重要性が理解していただけると思います。
また、もしもリペアするならせめていい材料としっかりした工程で治療しておかないと後で本当の意味で後悔しますよね。
みなさん、ご存じないと思いますが、今現在インプラント1本の値段って約50万くらいしているわけですから。
そう考えると易々と歯がダメになったらインプラントすればいいやなんてこと言えないと思います。
実際、40代や50代の方で保険治療だけをやってこられた方が、奥歯がなくなって咬めなくなってきたということで歯科に相談に来られてご自身に必要な治療とその見積もりを聞いて青ざめる方がたくさんおられますよ。
歯ぎしり、食いしばりは可能なら止めたい。というか絶対に止めたい。
まず歯ぎしりとは、上下の歯をこすり合わせてぎりぎりとしてしまうことで、食いしばりは、いつの間にかギューギューとかみしめてしまうことです。
歯ぎしりは歯をこすり合わせてしまうことで歯自体が摩耗、咬耗してしまいます。それによって歯自体の高さが失われていきます。
歯の高さが失われる際には、歯の山の部分がなくなることで咀嚼効率が低くなります。また、歯のとんがりがなくなることでつるつるの面になります。
このつるつるの面になると今度は食いしばりが追加されてきます。人間の歯は接触面積が増えると食いしばってしまうようにできているようです。
食いしばりと歯ぎしりが起こることで歯は面がつるつるになり、さらに歯ぎしりが進行してしまうということです。
そしてもっと大きな問題としては、顎関節も一緒にすり減ってしまうということ。顎関節がすり減るとアゴが後上方に後退することになります。
これによっておこることは、顎関節症が進行しながらいわゆる出っ歯の状態が進行してしまうということなわけです。
もちろん、歯ぎしりをしていてもこれが進行しにくい人もいます。
これは、もともと出っ歯傾向の人はさらにその傾向が強くなります。ですが歯ぎしりを放置しておいていいことは一つもないとうことです。
なのであっきー先生は、歯並びを整える、歯の形を整える、アゴの位置を整えることでこの歯ぎしりを極力減らすことをしています。
実は、この歯ぎしりに関連しているのが睡眠の質です。睡眠の質が悪いことで歯ぎしりが起こることがわかっています。
また、食いしばりがあることも睡眠の質が関与しています。
ですので睡眠の質をよくすることも鍵ではあります。
このメカニズムをよく理解した上で対処方法を考えないといつまでたっても改善は見込めないということなわけです。
逆にこのメカニズムを理解した上で対処を考えるとあっきー先生の患者さんのようにリラックスして歯は壊れれず生き生きとした生活を送ることができます。
気になる方は連絡してちょ。((´∀`))
- 「良い咬み合わせ」がなぜ全身の健康に繋がるのか?
- 歯並びが悪くなるのは遺伝だけじゃない!知られざる原因とは?
[堀内歯科の基本情報]
- 住所: 長崎県諫早市福田町37-3
- 電話番号: 0957-21-5333
- 診療時間: 月曜日Am9:00~12:00、Pm3:30~18:30 火曜日、金曜日Am9:00~12:00、Pm3:00~18:00 木曜日Am9:00~12:00、Pm3:00~18:30 土曜日Am9:00~13:00、Pm14:00~17:00
- ウェブサイト: [horiuchi.site]
- TikTok: [horiuchi_sika] あっきー先生®|顎と身体のバランス歯列矯正医
